2017 / 04
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今日、ライティングセミナーを受講していて、ふと自分が新米教師だったときのことを思い出した。


小4の担任だった私。
家庭訪問で、ある女の子の家に行ってお母様と話をしていたときのこと。
お母様に「先生には本当に感謝しています。こんなに明るくなって、発表もたくさんできるようになって…(涙)」と言われました。
私は、自分が何をしたか記憶になくて、この子は元々そういう子だと思っていたので、ビックリ!!

理由を訊ねたら、こういうことだった。

国語の授業で説明文の読解の勉強をしていたときのこと。まさしく今日のテーマだった「要約」の話になった。

私「この文章で、筆者が一番言いたいことはどういうことでしょう?」
生徒たちは、ハイハイ!と元気に手を上げ、矢継ぎ早に答えていく。その答えは、どれも、大事だと思う文を抜き出して答えるだけ。
私は、どの発表にも「惜しい!それも大事。だけど、それだけじゃないよね?」
そして、ヒントを…と思っていたら、その女の子がそっと手を上げた。
その子の答えは、大事なところを一生懸命繋いで、一つの文にまとめていた。
正解とは言えなかったが、私は
「◯さんの考え方は素晴らしいです。皆さんも、慌てずじっくり考えて、大事なことをまとめてみましょう。」と言った。

この私の言葉が、この子にとっては自信を取り戻すための大切な言葉となったのだそう。

・・前年度のこと、同じく国語の授業で。
この子は、元々の元々は元気で明るい子だった。ハイハイと元気に手を上げ、平気でトンチンカンな答えも言ってしまっていたらしい。
怒った先生が「あなたはいつも考えなしに軽々しく答えすぎ!もっとしっかり考えて発表しなさい。」と、みんなの前で叱ったそうだ。
それ以来、この子は発表ができなくなり、大人しくなってしまった、とのこと。

前年度の先生が悪くて、私が良い先生だった!と言っているのではない。
私だって、そういう状況だと言ってしまったかもしれない。
この子が自信を取り戻した私の言葉も、何気なく言った言葉だ。


言葉は、人を勇気づけ、救い、癒し、楽しませることも喜ばせることもできる。
上手く使えば、素晴らしい道具だ。

だけど、言葉は人の心を傷付ける武器にも為りうる。
そのことを心に刻んで、生徒たちや周りの人と接していかないといけない!と、
強く感じた新米教師のエピソードだった。


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ジュナナst

Author:ジュナナst
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